ARAIDは、2つのHDDまたはSSDを同時に動作させること(RAID1(ミラーリング))で、データの冗長化を実現します。データを冗長化することで、1つのHDD(SSD)が壊れたとしても、 PCはノンストップで動き続け、ダウンタイムなしで動作し続けることが可能です。

ARAIDはハードウェアRAID装置として、NASと異なりローカルにデータを保存するため、外部ネットワークを接続できない場所でのデータの保持に最適です。

また、インターネットを介さないため、サイバー攻撃のリスクを低減できます。

自社で用意したHDDまたはSSDで運用ができるので、容量と契約期間によって嵩むサブスクリプションのコストを気にする必要がありません。

ARAIDは、20年以上の実績を持つハードウェアRAIDユニットです。
産業用PCの採用実績も多く、信頼性の高い製品です。

こんなお悩みをお持ちの方に
ARAIDの導入方法

ARAIDは直接PCのSATAインターフェースに接続して使用します。
ボード不要のため、障害発生時はパソコンのケースを開ける必要はなく、ARAIDのトレイを開けて、HDDを交換すれば復旧できるので、トラブルシューティングも容易です。
万が一、RAIDユニットが故障した場合でも、HDDを取り出してPCに接続すればすぐに起動が可能です。

ハードウェアRAIDユニット ARAID 接続
ARAID をPCのSATAポートと電源に接続することで、コンピュータのバックアップシステムを簡単にアップグレード可能。
ハードウェアRAIDユニット ARAID5000スペース
CD-ROMドライブのスペース2つでARAID 5000 の導入が可能です。
ハードウェアRAIDユニット ARAID M500スペース
CD-ROMドライブのスペース1つでARAID M500 の導入が可能です。
ARAIDとRAIDカードの比較

ARAID RAIDカード
導入 PCのSATAポートと電源に接続する独立した外部ユニット PC内部の拡張スロットに取り付ける
設定 バックパネルのジャンパーピンでRAID0/1を設定
その他設定は不要
RAID BIOS でのセットアップが必要
OS ほとんどのオペレーティング システムをサポート
インストールは不要
OSの互換性を確認する必要がある
RAIDセットアップの際、再インストールが必要になる場合がある
復旧 HDDを交換するだけ 復旧作業にはエンジニア等、専門家の知識が必要
ドライバー 不要 必要
LCD/LED/ブザー あり なし
SNMP 対応(SNMP Agent) 非対応 もしくは統合が難しい
メリット・デメリット 比較的高価で、物理的にスペースが必要
※ARAID5000の場合3.5インチ、ARAIDM500の場合2.5インチ
比較的安価
コンピュータのCPUを利用するため、パフォーマンスが若干低いことがある
環境への取り組み

ARAIDは、RoHS規格に対応しており、グリーン調達に関する書類が発行可能です。

導入事例

ARAIDは以下の様な事例での導入実績がございます。

他にも導入実績ございますので、新規導入の際は、お気軽にお問い合わせくださいませ。

1台~お見積りさせていただきます。お気軽にお問い合わせください。

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ARAID仕様

ARAID5000

ARAID5000GP-B-M ARAID5000GP-W-M
HOSTインターフェース SATAⅢ(6G)、SATAⅡ(3G)対応
HDD インターフェース SATAⅢ(6G)(HDD、SSDに対応)
RAID レベル RAID Level 0/1 (手動で切替え可能)
ドライバー 不要
アドオンカード 不要
ホットスワップ対応自動復旧機能 PCの動作中も不良ハードディスクの交換が可能。 不良HDDを新しいHDDに交換すると自動的にリビルドを開始。
ミラーオンデマンドスイッチ RAIDを構築せずに上側のHDDのみで動作するSingleモードにワンスイッチで 簡単に移行可能。
液晶表示 ARAIDのシステムのステータス及びハードディスク、ファンなどの状況を表示
LED表示 ハードディスクの読み書きを表示
ハードディスク異常時の警報方法 液晶、LED、 ブザー、メール、SNMP Trapで通知 注1)
O.S.対応状況 ドライバーに依存しないため、殆どのOSで動作可能。 注2)
ファン 6センチ角の高性能山洋電機製FANを搭載。高回転のHDDの使用にも耐えます。
占有スペース 5.25インチドライブベイ2台分
コネクター RS232×1、USB UART×1
ローカルマネンジメント ARAID Manager、 AraidEye for Windows。
SNMPマネンジメント(オプション) SNMPAgent for Windows 注3)
電源 4pin、SATA4pinのDualPower対応(12V、15V)
重量 0.7kg (HDDなし)
RAID 筐体サイズ 146(W)×86(H)×195(D)mm 
(プラスチックトレイモデルはフロント+8mm ※トレイ持ち手)

注1),注3)SNMPTrapの動作は弊社環境での動作を確認しておりますが、個別環境での動作は弊社ではサポートで きません。
注2)S-ATAをサポートとしていないOSでは動作致しません。ARAIDはドライバーは不要のRAIDユニットです が、弊社での動作サポートはWindows7以降のみとさせて頂きます。

※HDD(ハードディスク)は別売です。
 記録方式がSMRのモデルはご使用頂けません。
(例:各社デスクトップモデル、WD Red 2TB~6TB等)
 また、ご使用のHDDはRAID対応のモデル(エンタープライズ・ニアライン等)を推奨致します。
 HDDは非常時以外同一モデルを導入して下さい。エラー発生の原因となります。

※内蔵されるハードディスクの転送速度は必ず同じ速度に合わせてください。(SATAIII6Gbps)と (SATAII3Gbps)とを混在することはできません。

※ARAID5000はIntelの一部のチップセット
 Intel-X99, Intel-C602, Intel-C612, Inetl-C236, Intel-H97, Intel-Q87
 のマザーボードから認識されないことがございます。
 その際は、ブリッジ ASI-250をご使用下さい。

ARAID5000 仕様の詳細は
ARAID5000 の製品ページをご確認ください。

ARAID M500

ARAID M500B ARAID M500W
HOSTインターフェース SATAⅢ(6.0Gbps)、SATAⅡ(3.0Gbps)対応。
HDD インターフェース 2.5" SATAⅢ(6.0Gbps)
RAID レベル RAID Level 0/1 (手動で切替え可能)
ドライバー 不要
アドオンカード 不要
ホットスワップ対応自動復旧機能 PCの動作中も不良ハードディスクの交換が可能。 不良HDDを新しいHDDに交換すると自動的にリビルドを開始。
ミラーオンデマンドスイッチ RAIDを構築せずに上側のHDDのみで動作するSingleモードにワンスイッチで 簡単に移行可能。
液晶表示 ARAIDのシステムのステータス及びハードディスク、ファンなどの状況を表示
LED表示 ハードディスクの読み書きを表示
ハードディスク異常時の警報方法 液晶、LED、 ブザー、メール、SNMP Trapで通知 注1)
O.S.対応状況 ドライバーに依存しないため、殆どのOSで動作可能。 注2)
ファン 4センチ角の高性能FANを搭載。高回転のHDDの使用にも耐えます。
占有スペース 5.25インチドライブベイ1台分
コネクター RS232×1、USB UART×1
ローカルマネンジメント ARAID Manager、 AraidEye for Windows
SNMPマネンジメント(オプション) SNMPAgent for Windows 注3)
重量 0.65kg (HDDなし)
RAID 筐体サイズ 146(W)×43(H)×165(D)mm

注1),注3)SNMPTrapの動作は弊社環境での動作を確認しておりますが、個別環境での動作は弊社ではサポートで きません。
注2)S-ATAをサポートとしていないOSでは動作致しません。ARAIDはドライバーは不要のRAIDユニットです が、弊社での動作サポートはWindows7以降のみとさせて頂きます。

※HDD(ハードディスク)は別売です。
 記録方式がSMRのモデルはご使用頂けません。
 また、ご使用のHDDはRAID対応のモデル(エンタープライズ・ニアライン等)を推奨致します。
 HDDは非常時以外同一モデルを導入して下さい。エラー発生の原因となります。
※内蔵されるハードディスクの転送速度は必ず同じ速度に合わせてください。(SATAIII6.0Gbps)と (SATAII3.0Gbps)とを混在することはできません。

ARAID M500 仕様の詳細は
ARAID M500 の製品ページをご確認ください。

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